ZIN-KE’s Page

夜型生活のギター弾き・池田ジンケ健児のブログ

BECK


映画「BECK」観て来ました!!
http://www.beck-movie.jp/



原作を読んでいる人と
そうではない人とでは 
かなり印象が違うのだろうなぁー


オイラは しっかりと毎月読んでいた
原作の大ファンなので
あの世界観がどう表現されているか?が
観るポイントになってしまったよ


マンガは音が聴こえない分 読む人によって
思い描くバンドが それぞれだろうし
そして オイラは
いちおうギターを弾いてバンド活動に励む身なのでね
たぶん そうでは無い人よりも
かなり リアルに音像を浮かべていたと思う
そのリアルさが「BECK」原作マンガの魅力だと思うしね


そういう点では 悪くなかったかな?


特に「ダイイング・ブリード」に関しては
オイラは原作から「ストーン・テンプル・パイロッツ」を
イメージしていたので かーなり近かったし


俳優陣も(特に千葉は)似ていたので 凄いなぁーと思ったし
演奏シーンも(突っ込みどころはありつつも)頑張っているなーと思えたよ



あ でも
弘美ちゃんの配役は違ーう!って思ったし
竜介のギターは もっとプレイの幅広さを期待していたかも(笑)
ブルージーな渋い部分は良かったのだけど 反面
「トム・モレロ」的トリッキーな部分を沢山持っている人だと思っていたのでね



コユキのウタに関しては もっと勝負して欲しかったですねー
(ネタバレしちゃうので多くは書けませんが)
全ての人を満足させるのは 絶対無理だとわかっているからこそ
制作サイドのコユキ像を もっと知りたかったです


そして 
オイラ自身が コユキと同様に
高校生の時にギターを弾き始めた事で
その後の人生が変わってしまった人なので
原作を読んだ時と同様に 重ね合わせて観てしまう(笑)
現バンドのポジションとしては
竜介で いなければならない(ルックスはさておき/苦笑)のだろうけど
コユキの方に圧倒的に近いギターの始め方だったのでね
(いじめられっ子では無かったし
すぐライブハウスに足を運べる環境も無かったけれど)


そうそう 原作の
斉藤さんの アホっぷりがかなり好きなので
ソコはもっと観たかったなー
コユキってアイドルオタクだったよね?
とか 細かい設定が省かれているのは仕方がないよね


なんて つらつら書けちゃうって事で
オイラは しっかり楽しめた映画でした